環境と未来への研究
地域共同研究
「地域共同研究」のコーナーでは、弘前大学と地域企業等との共同研究成果をいくつか紹介しています。展示内容については随時検討を行い、新たな研究成果を広く地域の方々にもご覧いただく場にできればと思います。現在は「プロテオグリカンプロジェクト」、「フード・アクション・ニッポンアワード(FOOD ACTION NIPPON)連続受賞」、「アメリカスペースシャトル(ディスカバリー)で採用された船内服」について展示しています。
主な展示品
- 藍染ポロシャツ (宇宙飛行士 山崎直子さん着用) →
- 共同研究成果の商品化実例
- フード・アクション・ニッポンアワード 受賞楯→
- プロテオグリカン入り商品 →
- サケ模型
- 第9回産学官連携功労者表彰 賞状・受賞楯
白神自然環境研究所
白神山地には、世界的にも希有な手つかずに近いブナの自然林が広がっています。ここでは、本州の日本海側に特有な雪の多い環境と、頻発する地滑りで生じる複雑な地形が多様な植生を生み、多くの動植物を育んでいます。白神山地には、人の影響が少なかった時代に広がっていた自然環境がそのままに近い形で残されていると考えられるのです。また、この山の恵みは古くから地域の人々の暮らしも支えてきました。しかし、この豊かな自然も最近の地球温暖化や外来種の侵入などの影響を受けずにはいられません。白神自然環境研究所では白神山地の現状を記録し将来に伝えるために、生物多様性、環境変動、自然と人の関わりを多角的にとらえ、発信する活動を行っています。
主な展示品
- 気象・地象の研究
- 生物多様性の把握 植物標本、昆虫標本 →
- 白神山地と人の暮らし 山の道具 (ショイコほか4点) →
北日本新エネルギー研究所
北日本新エネルギー研究所は、2010年10月に設立されました。本研究所では、1) 燃料電池の材料・デバイス・システムとバイオマスの燃料変換技術、2) 太陽電池級シリコンの低コスト製造技術や熱電変換素子、3) 温泉発電や地熱発電と温泉との共生に係る研究技術開発、地熱資源・地中熱ポテンシャル評価、4) 積雪寒冷地向け電動車とその関連要素技術といった、積雪寒冷地に適したエネルギーシステムに関する実践的教育と研究開発に取り組んでおります。これら以外にも、風力・潮流発電や省エネ・省資源技術を含めたエネルギー全般に関する研究も実施しており、情報発信と人材育成によって新エネルギー産業の創造と地域産業の育成に努めています。
主な展示品
- 新理論『ローテーションフロー型』 →
- フラッシュウィンド
- 小型軽量化移動機器搭載式燃料電池 →
- 環境と未来への研究紹介 デジタルパネル