展示室案内

弘前大学の歴史

1949年(昭和24年)5月31日、新制弘前大学が前身の官立弘前高等学校、青森師範学校、青森医学専門学校を基盤として開学してから、すでに半世紀以上が経過しました。当初、本学は文理学部、教育学部、医学部の3学部体制から出発しましたが、2013年(平成25年)現在では、人文学部、教育学部、医学部、理工学部、農学生命科学部のほかに、北日本新エネルギー研究所・白神自然環境研究所・被ばく医療総合研究所など、5学部・7研究科・4研究所を擁する、地方の中規模総合大学として、北日本における教育・学術研究を推進してきました。

当コーナーにおいては、この間の弘前大学の歴史やキャンパスの移り変わり、歴代学長、国際交流の現況、太宰治自筆ノートをはじめとする附属図書館所蔵の貴重資料を紹介しています。展示品は、弘前大学の沿革、キャンパスの変遷、1949年(昭和24年)7月の第一回評議会議事録、弘前大学歴代学長、官立弘前高等学校以来の附属図書館モニュメント、海外提携大学からの記念品等です。

弘前大学所蔵貴重資料としては、太宰治自筆ノート(「修身」「英語」)、1679年(延宝7年)の喜多村源八宛山鹿素行書状写、1904年(明治37年)の大塚甲山宛坪内逍遙書簡、1784年(天明4年)の弘前八幡宮社務日記を展示しています。