大学の取り組み
農学生命科学部
旧制弘前高校、文理学部、旧理学部(生物学科)、旧農学部時代を含む幅広い年代の資料を展示しています。顕微鏡関係ではライツ顕微鏡や初期の光源付顕微鏡、解剖顕微鏡、写真撮影装置など、実験機器類ではキモグラフ、オシロスコープ、組織切片標本の作製に使用する回転式ミクロトームなど、多数の機器類を展示しています。来館者の中にはもしかしたら「自分も使ったことがある」と懐かしく思われる方もいるかも知れません。また学部内に設けられている動物標本室と植物標本室から所蔵標本の一部を展示しています。植物標本は「引き出し」を開けると見ることができます。深浦臨海実験所周辺で採取された海そう類の標本、菌類標本、動物のはく製や骨格標本などを展示中です。また、デジタル顕微鏡を使って小さな標本(ネズミの頭骨など)を拡大して観察するコーナーもあります。さらに、リンゴ園の一年間の作業内容と本学部と関わりの深い「リンゴ研究の歩み」をわかりやすく解説したパネルや、産学協同研究の成果である「清水森ナンバ」の実物(乾燥品)と製品も見ることができます。学部紹介(実験風景や学生のインタビュー)や研究成果の映像(テレビ放映資料)を見ることのできるディスプレイも設置しています。このように農学生命科学部の過去と現在を知ることのできる、非常に興味深い展示内容となっています。
主な展示品
- 光学顕微鏡 6点
- 解剖顕微鏡
- カメラ 2点
- 位相差顕微鏡装置 など
- 動物標本 (はくせい、骨格標本) →
- 卓上型簡易ミクロトーム
- フォトオシロスコープ・ユニット
- オシロスコープ
- クロノメーター
- マルキールマグネット
- ロタトリウム
- キモグラフ →
- 感応コイル など
- 「清水森ナンバ」ブランド確立研究会の構成・役割
- リンゴ園の一年と弘前大学のリンゴ研究
- 青森リンゴの歴史
- 拡大して観よう
- 照井陸奥生教授の菌類標本
- チャイロミ菌核病菌の子のう盤
- リンゴ灰星病菌の子のう盤
- 植物標本ほか
- 農学生命科学部研究紹介 デジタルパネル