弘前大学資料館第37回企画展「撮る・残す・活かす― 映像資料と東北の民俗―」を開催
会期:2024年11月1日(金)~ 12月26日(木)
スマートフォンの普及により、高画質なデジタル写真や映像を手軽に撮影できるようになり、私たちの生活において写真や映像がますます身近なものとなっています。これらのデジタルデータは、個人的な経験の記録としてスマートフォンに保存されるだけでなく、SNSを通じて社会に発信されたり、仲間内で共有されたりしています。写真や映像は「情景の記録」に留まらず、メモとしての役割も果たしています。
このような写真・動画が溢れる時代において、これらの技術が私たちの生活をどのように変えていく可能性があるのかを探るため、本企画展を開催いたします。本展では、特に青森県や東北地方の民俗に焦点を当て、過去に学術的な意味や観光的な文脈で記録されてきた写真・映像、そして日常生活の中で瞬間の記録として撮影された写真・映像を取り上げます。
本企画展を通じて、写真や映像の持つ力とその可能性について、皆様と一緒に考える機会となれば幸いです。ぜひ足をお運びいただき、地域の文化や歴史に触れてみてください。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。
2024年11月1日 更新