企画展開催情報

弘前大学資料館第19回企画展「石」の世界を開催

会期:2018年5月12日(土)~2018年7月12日(木)(終了しました)

「石」というと人によってイメージする物が違うと思います。日本地質学会では「県の岩石」,「県の鉱物」,「県の化石」をそれぞれ一つ選び出し,それらを総称して「県の石」と呼んでいます。本企画展もそれに倣い,岩石,鉱物,化石を取り上げます。そもそもそれらはどのように異なるのかわからないという方も多いと思います。本企画展ではそれらがどのように定義されているのか,相互の違いは何なのかをパネル解説します。さらに,典型的な「石」,特殊な「石」を展示し, 実物を元に「石」に関する理解を深めていただきます。また,「青森県の石」に選定された「にしき石」,「菱マンガン鉱」,「アオモリムカシクジラウオの化石」や,惜しくも選に漏れた「石」も展示します。特に,「アオモリムカシクジラウオの化石」は現在のところ1標本しかなく,普段は青森県立郷土館の収蔵庫に収められています。実物を見ることができる機会はあまりありませんので,是非この機会にご覧いただければと思います。

会場 弘前大学資料館
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