弘前大学資料館第18回企画展「弘前×フランス 外国語教育×フィールドワークの可能性」を開催

会期:2018年2月21日 ( 水 )~ 2018年4月28日 ( 土 )(終了しました)
弘前×フランス 外国語教育×フィールドワークの可能性

これまで多言語・多文化環境になかった地方都市は、東京五輪を目前にして徐々に変化を迫られ、地域コミュニティの中核としての地方大学も、求められる役割が多様化しています。
「複数言語・複数文化教育プロジェクト(フランス語モデル)」(2014年度以降の通称:「弘前×フランスプロジェクト)は、他の外国語教育や地域活性化に応用できるモデル構築をめざし、多言語・多文化環境になかった地方都市=弘前で、フランス語(文化)をきっかけとした人づくり、まちづくりを試みてきました。
課題は多くありますが、学会では「自分たちで創り出すフランス文化(多文化)」、「町を発見するためのフランス語(外国語)」の可能性を問いかける先行例として紹介され、新しい発想の教育研究グループが生まれたり、学生主体の学びの取り組みとして他県の教員・学生が交流研修で弘前を訪れたりし、教育研究の大学間交流につながりつつあります。
改善すべき点はこれからもずっと生まれてくるでしょうが、一区切りとして、関連事業も含めた4年間の取り組みの概要を紹介します。地域のこと、世界のこと、「地域と世界をつなぐ」ことを考えるきっかけになれば幸いです。

 

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